葬儀の流れ
ご危篤を告げられてから、
ご逝去後の諸手続きなどを含めた、
一般的な葬儀の流れです。
玉泉院では、ご逝去から納骨まで上質な「おもてなし」で
故人の最期を飾る
全てのお手伝いをさせていただきます。
ご逝去から告別式後までの一般的な流れ
まずは葬儀社へ連絡し、お迎えに来てもらいます。
病院から紹介された葬儀社を断っても失礼にはあたりません。他の葬儀社・葬儀屋でご遺体搬送された後でもご依頼可能です。
■ ご逝去・ご遺体の搬送
- ●ご遺体搬送のための寝台車をご用意致します。
- ●「末期の水」を故人のご家族、ご親戚、親しい方々で取ります。
- ●医師から「死亡診断書」(不慮の事故などの場合には「死体検案書」)を受け取ります。
■ ご遺体の安置
- ●ご自宅に戻ってきたら、故人のお蒲団にご遺体を安置し、枕元に小さな祭壇(枕飾り)を設けます。
- ●地域・宗旨によって屏風を上下反対に置いたり(逆さ屏風)、魔よけの「守り刀」を置いたりします。
■ 納棺の儀・着替え
- ●納棺の前にご遺体の全身をアルコールやお湯で丁寧に拭き清めます(お清め、湯灌、清拭)。また、耳・鼻・肛門などに綿を詰めます。
- ●ご遺体には白の死装束を着せますが、最近は故人の気に入っていた服などをご用意される方もいます。
- ●通夜会場に搬送する前にご遺体を棺に納めます。棺には、故人の愛用品等を一緒に納めることもあります。(火葬できないものもありますので、ご注意ください)
エンバーミングとは?
夕刻、6時頃から2、3時間行なわれる「半通夜」が一般的です。
仏式の場合、僧侶にお経を読んでいただき、その後にご遺族・ご親戚、参列者の順で焼香を行ないます。
■ 弔問の受付
- ●弔問に来られた方には、受付で芳名帳へお名前やご住所の記帳をお願いします。
- ●受付を済まされた方から、祭壇が飾られた部屋へご案内します。
■ 僧侶の到着
- ●僧侶が到着したら、控え室にお通しします。この時に、白木の位牌に戒名を書いてもらいます。(事前に書き込みをお願いしておく事もあります)
■ 通夜ぶるまい
- ●焼香が一巡したら、喪主、または親族がお礼の挨拶をし、通夜ぶるまいへご案内します。最近では焼香を終えた参列者から、順次、通夜ぶるまいの席へ移動する場合も多いようです。
仏式の場合、段取りはお通夜とほぼ同じです。
僧侶にお経を読んでいただき、その後、ご遺族、ご親族、参列者の順で焼香します。
※仏式、神式、キリスト教式(カトリック、プロテスタント)などでも異なります。
■ 出棺・火葬
- ●葬儀が終わりましたら、お棺を霊柩車に運び、出棺となります。ご遺族、ご親族はお棺を載せた霊柩車と共に、ハイヤーやマイクロバスに分乗して火葬場に移動します。
- ●故人との最後のお別れのときで「納めの式」と言われます。
- ●「骨あげ(拾骨)」の後、火葬済みの印のある「火葬許可証」を受け取ります。納骨の際に必要になりますので、骨壺と一緒に大切に保管します。
■ 精進落とし・繰上げ初七日
- ●精進落としは、親族や故人と親しかった方々と一緒にする食事です。
- ●葬儀・告別式の日に初七日法要を繰り上げて行なう事があります。
■ 中陰壇・忌中と喪中
- ●故人の来世が決まるまでの、亡くなられてから四十九日の期間を「中陰」といいます。
- ●火葬場から帰られたご遺骨は四十九日の忌明け(神式では五十日祭)まで、中陰壇に安置します。
- ●ご遺骨、白木の位牌、遺影を安置し、線香、ろうそく、供物などをお供えします。
- ●白木の位牌は、忌明け以降、本位牌になりお仏壇に安置します。
- ●喪中の期間は、仏式も神式も、故人が亡くなられてから1年後の命日までです。
■ 形見分け
- ●忌明けの日、またはそれ以降に、故人が生前愛用していた品々を親族や知人たちに「形見分け」としてお贈りします。
- ●故人より年上の方には、希望がない限りお贈りしないのが礼儀です。
■ 香典返し
-
●一般参列者がお通夜、葬儀・告別式の会場から帰られるときにお渡しする「即返し(当日返し)」と、忌明け後にお贈りする「後返し(後日返し)」があります。「後返し(後日返し)」は、香典帳を確認して、誰にどのような物をお贈りするか決めます。一般的に「半返し」といわれ、香典で頂いた額の半額を目安とします。
■ 納骨
- ●ご自宅に安置したご遺骨は、四十九日、百ヶ日、もしくは一周忌までに納骨します。一般的に、ご遺骨を最終的に安置する場がお墓です。